*古屋晋一先生のプライベートセミナー

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今日は待ちに待った古屋先生のセミナーでした。我がジャスミン・ピアノ・アカデミー(JPA)主催で、JPA講師、ジャスミン音の庭室内楽クラス受講生や私の門下生などピアノ指導者を対象に、なんと午前10時から午後4時半まで一日を掛けてお話し戴きました。
「ピアニストとして人生を最適にデザインしていますか?」先ず初めに投げかけられた言葉に、大きく頷いてしまいました。そうです!ピアノを弾くのも教えるのも、自分や周囲の人達の人生をより豊かで満ち足りたものにする為であり、決して苦痛に絶える為では無いと常々考えていたので、その言葉掛けに惹き付けられてスタートしたセミナーでした。
いかに〈短時間の無理無駄の無い練習で、素晴しい演奏に結び付けるか〉を色々な角度からお話し下さったので、とても分り易く全て納得がいきました。身体の正しい動きから考えるピアノ奏法や、脳科学の立場から考える効果的なピアノの練習方法など、何から何まで興味深いトピックで、アッという間の時間でした。

10924801_886716134714402_6232616250522689009_n.jpgピアニストがなり易い疾患についても詳しくお話しくださいました。奏法や姿勢の改善で未然に防げる病も多く、その知識も含めて上記のような内容を学ぶ〈音楽生理学〉は欧米の音大では必修科目にしているのに、日本やアジア諸国ではほとんど授業自体が無いことを知り愕然としました。古屋先生がいらしたドイツ・ハノーファーの音大では、学生が音楽生理学を履修するようになって明らかにそれらの疾患が減ったそうですから、日本の音大も絶対にスグに実施するべきです。
今日のお話しでとても嬉しかったのは、長年勘に頼りながらも自分なりに考えてやってきた奏法や練習方法が大きく間違っていなかったことです。もちろん「なるほど私の弱点の要因はそこにあったのか」と気付かされるお話しもたくさんありましたが・・・。これからの自分の演奏や生徒のレッスンに活かせること、というよりも活かさなくてはならない素晴しい内容が満載のセミナーでした。
古屋先生、本当にありがとうございました!